2020年4月21日 | ライフスタイル
あがり症を克服する!人前での緊張を解消する方法
ここではあがり症を克服するために、緊張の解消方法を様々な角度から検証していきます。
ただ、何が原因であがってしまうのか理解していなければ、自分に合った解消方法が見つけにくいはずです。
まずは原因を突き詰めて、自分の弱点を理解することが大切です。
「あがる」という反応はおそらく人間以外の生き物で備わっていない症状といえます。
すなわち環境や対人関係などが関係して、起こる症状といえます。
ここでは人間の内面的な部分やシチュエーションなども考慮した、あがり症克服方法を紹介していきます!
あがり症の要因①「反復行為が少ない」
自信のなさ
例えばスポーツ選手が競技に関しては素晴らしい成績を上げているのに、人前で話すのは苦手という選手がいます。
実際コメントでも、「試合をしている時はそんなに緊張しないんですけど、人前でしゃべるのはちょっと緊張しますね」、などと発言しているケースがあります。
なぜこのような状態になるのか。
スポーツに関しては、小さい頃から何回も練習を行い、頭にも体にもその行動が染み付いています。
しかしスピーチに関してはまだ慣れていないので、「失敗してしまうかもしれない」、という気持ちが大きくなり、その結果、あがってしまうと考えられます。
逆に言うとスピーチを繰り返していくうちに、だんだんと自信を持てるようになり、あがらなくなるはずです。
経験の浅さ
例えばスピーチを人前で20回以上している人と、まだ過去に1回しかやっていない人、どちらの方が緊張しやすいかというと、間違いなく後者。
性格云々ではなく、「そのシチュエーションで何回経験しているか」も、あがってしまうかどうかの重要な要素です。
例えば、若干シャイな印象のあるサッカーの中村俊輔選手やプロ野球の大谷選手などでも幾度となくインタビューを行っているので、今では全く受け答えであがっている様子なんてありませんよね。
反復練習をして、その状況に慣れていけば問題ないということがわかります。
あがり症の要因②「外部の状況」
普段接しない人
あがってしまう要因として「普段接しない人」が挙げられます。
これは心理的に、
- 自分のことを相手に理解してもらえていない
- よく思われなければいけないというプレッシャー
という考えが普段以上に働いてしまうからです。
例えば、普段友達と話すときは緊張しないけど、初めて会う異性がいると緊張してあがってしまう人がいますよね。
心理として、
- 変な人と思われたくない
- 可愛い(かっこいい)と思われたい
- 立ち振る舞いが変と思われたくない
など、とにかく失敗が許されない心理状況になってしまうため、あがってしまうと考えられます。
これを改善していくためには、とにかく自分のことを知ってもらうこと。
良い時も悪い時も受け入れてもらえるような対人関係を築くと、あがる症状が緩和されていきます。
環境
普段接しない人のほかに、環境面もあがってしまう要因の一つです。
例えば日本のプロ野球の選手がアメリカに行って結果を出せないことがあります。
日本に比べてアメリカは天然芝だったり、マウンドが硬かったり、ボールが滑りやすかったりなど色々な環境の違いがあります。
そこになかなか順応できず、「いつも以上に気を使わなければいけない」とプレッシャーがかかり、あがってしまう選手もいます。
普段と同じシチュエーションなら力を発揮できても、違う環境に行くと自分の能力をうまく発揮できないケースがあります。
逆に言うと、それが自分の中で当たり前の環境になっていけば、あがることなく普通にプレーできるようになるはずです。
みなさんも例えば、転職したり、引っ越したりして環境が変わると、緊張したり、あがってしまうこともあるでしょう。
しかしそれを改善するには時間が必要です。「慣れるまでは仕方ない」と割り切ることも大切です。
あがり症の要因③「性格的な問題」
「あがりやすい」という暗示にかかってしまっている
一番難しいのが性格的な問題です。
例えばスピーチやスポーツなどで何か失敗をしてしまい、嫌なトラウマが残っていると、より一段と「自分はあがりやすい性格だ」と思い込み、負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。
こういった時はメンタルトレーニングを専門家から受けた方が良いでしょう。
リラックスできる方法や呼吸法を教わって、交感神経と副交感神経のバランスを保ち、あがり症を抑えることができます。
ただ、これも結局は自分自身の意識改革をするトレーニングなので、薬のようにトレーニングを受けてすぐ治る、という単純なものではありません。
メンタルトレーニングで「自分は緊張しない人間だ」と逆の暗示をかけていくようなイメージです。
心理的ストレスを受けやすい性格
例えば、
- 小さい頃から人前でしゃべるのが苦手
- 友達の言ったことがすぐ気になってしまう
- 無視されたことがいつまでも記憶に残ってしまっている
こういった人は対人関係が苦手という意識が生まれ、人前だとあがってしまうことが多いです。
負の印象がプラスの印象を上回ってしまっているため、脳が拒絶反応を起こしています。
改善していくには、「地道に人と話せる環境に身を置くこと」、「心から信頼できる人を1人でも増やすこと」が大切です。
だんだんと人と話すことへの恐怖心が薄れ、あがってしまう症状が緩和されていきます。
あがり症の要因④「見返りが多いシチュエーション」
報酬
あがってしまう症状が起きるのは、社会集団生活をおこなっている人間だからこそ起こる症状。
その一つが報酬。
例えばテレビ番組などで賞金のかかった大事なゲームがよくありますよね。
しかし、そういった時ほどあがってしまうケースがあります。
これは普段以上に過度なプレッシャーがかかり、通常通りの力を発揮できなかったためです。
あがってしまいがちな人は、このような見返りがある環境で作業するのはお勧めできません。
合格
受験の面接、就職の面接など人生の岐路に立つような場面ではどうしてもあがってしまいがち。
こちらも今までとは違ったシチュエーションになるので、どうしてもあがってしまいます。
これはさすがに回避しようがないので、どうしてもあがってしまうのは仕方ないでしょう。
ただ、できるだけ同じシチュエーションを練習して、対策を講じればあがってしまう状況を緩和させることは可能です。
例えば、面接練習を何十回も繰り返し行っていれば、本番に近いイメージができ、過度なプレッシャーを受けることなく面接に臨むことができます。
あがり症を克服する方法
1つずつ問題点を解決
上記様々な、あがってしまう原因を紹介してきました。
こればかりは慣れるしかないというのが現状ですが、1つずつ問題点を解決していけば、あがってしまうことは少なくなるはずです。
例えば、練習不足で自分に自信がないという人なら練習を繰り返し行うことで自信が生まれ、本番でもあがることなくいつもの力が発揮できるようになります。
あるいは慣れない環境が苦手な人はそういった場面に何回も立ち、徐々にあがり症を緩和していくことも可能です。
場数を踏むと、時には失敗することもあるでしょう。
しかし、失敗も何回も経験すると失敗に対する恐怖心が薄れていきます。
次第に開き直りの気持ちが生まれ、「失敗してもいいや」というくらいのリラックスした心理状況になり、あがることなくいつも通りの力を発揮しやすくなります。
本番を想定した練習
人前でしゃべるのが苦手なあがり症の人は、出来るだけ人前でしゃべるような環境に身を置いてみましょう。
具体的には下記のようなものだったら、すぐにでもチャレンジできるはずです。
- 会社で積極的に発言する
- ゼミやセミナーに参加して質問をする
- 慈善活動に参加して人前でしゃべる
- 大勢の人とカラオケに行って歌う
- 英会話教室に通って積極的に話す
上記のように自分が人前で発言する場面を増やしていきましょう。
さすがに何百人の前でしゃべるようなシチュエーションはなかなかありませんが、見ず知らずの人と話すことで段々と自信がついてきます。
慣れない環境に身を置く
あがってしまうのは自分が想定していなかったり、不安な気持ちがあるからです。
つまり、自分が考えつかないような環境を当たり前のものとして受け止めることができれば、あがりにくくなります。
思い切って下記のようなことを実行すれば自分に自信がついて、あがり症克服の役に立つかもしれません。
- 海外留学
- ホームステイの受け入れ
- 習い事を始める
- 男女が出会えるような場所に行く
- 接客業に就職
普段とは違う環境に身を置いて、人前でしゃべったり、コミュニケーションを取ることができれば、だんだんと対人関係の恐怖もなくなっていくはずです。
相手を意識しない
あがり症の人は、対人コンプレックスを抱いている人がほとんどです。
つまり、相手にどう思われているか、どう見られているのかがとても気になる人。
それを意識しないようにすれば良いので、例えば、しゃべるときは誰かを見るのではなく、漠然と前を向いて全体の景色を見るようにしてしゃべると、あがりにくくなります。
もしスピーチだった場合なら、終わったら速やかに退場し、その場の空気感を感じないようにしましょう。
その後も自分のスピーチに対する意見や感想も聞かないようにします。
そうすればどう思われているのか実感することなく、終えることができるはずです。
まとめ
以上、あがってしまう原因と、あがり症の緊張をほぐすための方法について紹介しました。
まずは自分自身、なにが大きく影響してあがり症になってしまっているのか見極めることが大切です。
自分に自信がないのか、対人に自信がないのか、環境に慣れていないのかなど。
一つずつ対策を講じることであがってしまう症状もなくなっていくでしょう。
どんなにメンタルが強い人でも普段接しない環境では、あがってしまうケースが多いですから、自分が変に「あがり症だ」なんて思わないことです。
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