2020年7月29日 | ビジネス
「仕事辞めたい病」その理由と改善策!無理なら会社を辞めるのが正解
誰しも仕事を辞めたいと思う時期が、一度はあるでしょう。
そこで続けるか、それとも辞めて転職先を探すか判断に迷うところですね。
その理由をしっかりと考え、今の会社にとどまると改善されないものなのか、見極めることが大切。
その時の衝動的な感情で辞めてしまうと、どの職場に行っても同じことを繰り返してしまう可能性があります。
ここでは世間的に多い仕事を辞めたい理由、そして改善策を紹介していきます。
自分が理由の場合
他にやりたい仕事がある
仕事を辞めたいと思った時に挙げられる理由として、一番多いのが「他の仕事がやりたくなった」という意見。
転職サイトのDODAでもこの意見が、何年も1位を取り続けています。
仕事をしていくうちにだんだんとやりたいことが変わっていく人もいるでしょうし、そもそも最初に就職した会社は修行感覚で、いずれは転職したいと考えている人もいるでしょう。
こういった人は前向きな理由があるので、仕事を辞めて新たな仕事先を検討するのもプラスに働くはずです。
ただ今までの経験を生かして他にやりたい仕事があるなら良いのですが、今の仕事が飽きて、他にやりたいことが見つかったという考えなら、考えを改めるべき!
そういったことを何回も繰り返していたら、いずれ転職するのが難しくなってしまいます。
しかも、職を転々としていると昇給もありませんから、将来的により難しい環境になっていくのは間違いないです。
自分にとって生涯やりたいものは何なのかと改めて考えて、続けるか辞めるかの判断をしましょう。
あなたが今まで経験した仕事と比べて、今の仕事の方にやりがいが多いと感じるならとどまるべきです。
肉体的・精神的に辛い
肉体的・精神的に辛いと感じた場合は転職を前向きに検討しましょう。肉体的・精神的負担のかかる状態が続くと、致命的な疾患や病気になってしまう可能性もあります。
最近はそれで鬱が発症し、自殺に至ってしまうというケースも増えています。
最悪の事態を考えると、一つの会社にとどまることがベストというわけではありません。
新たな会社では、自分の負担を考慮した作業内容を検討すべきです。
ただ、どんな仕事でも肉体的・精神的に負荷がかかってしまう時期は来ます。
それが慢性的な状態になってしまっているのか、それとも一時的な状態なのかしっかり見極めましょう。
肉体的な負担で言うと、残業が1ヶ月40時間以上になっている場合はかなり負担がかかっている状況。
厚生労働省が行った残業時間の平均は10.2時間となっていますから、せいぜい20時間程度の残業を目安に考えたいですね。
精神的な負担で言うと、分かりやすいのは鬱。
鬱の症状は変化が表れにくいので判断が難しいですが、初期症状としてよく眠れなかったり、食欲が出ないということがあります。
また、ある人がいると動悸がしたり、頭が痛くなるというのも鬱の症状です。
こういった変化が出てきたら、すぐに会社を辞めて違う環境に身を投じるべきです。
Uターン・Iターンをしたい
将来的には自分の生まれ育った地元に戻って、働きたいという人も増えています。
これも前向きな理由なので、今の会社を続けなければいけないということはないでしょう。
ただ、UターンやIターンを実行するには、地元の環境や状況を把握してから転職を検討すべきです。
例えばIT系の仕事は大都市であれば会社も多く、待遇も充実しているところが多いです。
しかし地方になると、そもそもIT系の企業自体が少なく、該当する企業があったとしても職場環境が劣悪な状況も考えられます。
- 社員が少なく、1人の負担が大きい
- デザインを手掛けられる人がいないので、休日出勤も多々ある
- 作業量に見合った報酬ではない
Web系の制作会社では、こういったことがよく見られます。
自分の仕事がそのまま地元に帰っても続けられるわけではないので、数ヶ月に渡って同業種の調査をして、本当に自分の希望にあった会社があれば、戻るという意識が必要です。
雇用形態を変えたい
現在の自分の身分が契約社員、派遣社員、アルバイトやパートであれば、正社員を目指して職を変えるというのも一つの手段です。
仮に定年まで働いた場合、正社員とそれ以外では2億円近い収入差が出ると言われています。
正社員以外では昇給もなかなかありませんし、ボーナスも支給されません。
20代の頃ではそんなに違いを感じていなくても、歳を追うごとに収入差が激しくなってくるので、やはり正社員を目指すという気持ちは持ち続けた方が良いでしょう。
ただ、もし現在の職場がとても気に入っている場合、社員登用への道を探ることは忘れないようにしましょう。
長年アルバイトとして働いていれば社員もあなたの力を理解していますから、社員への道を検討してくれる可能性があります。
残念ながら、会社が正社員への登用を考えていないのなら、なるべく20代のうちに転職することがおすすめ!
20代を全てアルバイトで過ごすと、30代での転職が厳しくなります。
会社が理由の場合
会社の将来性が不安
自分の事ではなく、会社の将来性が不安になって仕事を辞めたくなるケースがあります。
例えば、
- ボーナス支給がなくなった
- 仕事量が明らかに減った
- 基本給が減った
- 社員の人員削減が行われた
それはその会社のみの問題なのか、あるいは業界全体として下降気味なのかも分析しましょう。
会社のみの問題だったら同業種へ転職し、待遇面をキープできる可能性は十分あります。
しかし、同業種全体が下降した経済状況ならば、異業種への転職を検討したほうがよさそうです。
「会社の将来性が不安だった」という転職理由なら、転職先の面接で理由を伝えてもマイナスに取られることはありません。
転職先の面接では、具体的なデータ(会社の売上、従業員の人数、退職者の数)などを伝えるとより理解してもらえます。
ただ1、2年勤めたぐらいで「会社の将来性が不安」というには時期早尚。
勤務年数が長い人が言えば説得力がありますが、勤続年数が短いと逆に発言の説得力がなくなるので注意しましょう。
給料に不満がある
これも仕事を辞めたいと言う人が、多く挙げる理由。
自分のスキルに見合った報酬なのか、疑問に思う人もいます。
最近は転職サイトや転職エージェントで自分の経歴を入力し、適正年収を弾き出してくれるサービスもあります。
もしそこで導き出された年収とあまりにも隔たりがあるようなら、同業種への転職を考えても良いですね。
自分の適性給料を出すときは、あらゆるデータが必要です。
- 年齢
- 勤務年数
- 業種
- 職種
- 企業規模
など。
「自分と同い年の同じ職業のアイツがあんなにもらっている」、などと単純に比較できるものではありません。
自分の能力や会社の規模など複合的な要因が重なって、年収は決まるので、その点理解しておきましょう。
年収は仮に上司に相談しても、すぐには上がらないものです。
会社の売上、同僚との年俸バランスも考慮されて決まるので、一つの会社にとどまって急激な年収アップは難しいでしょう。
社会人はある意味、プロスポーツ選手などと一緒です。
小さなクラブチームに所属するより、大きなクラブチームに所属した方が年収もアップします。
それと同様に、自分の能力を高く評価してくれるところに移った方が年収も高くなります。
残業が多く、休日が少ない
プライベートな時間と仕事の時間のメリハリがつかない会社は辞めた方が良いでしょう。
ただ、業種によっては繁忙期とそうでない時期の差が、激しい場合があるのも事実。
その点しっかりと割り切れるのなら辞める必要はないでしょう。
判断基準は企業が残業に対して、どう思っているのか。
残業が当たり前になっていて、早く帰るのが気まずい空気になっている場合は決して良い環境とは言えません。
残業時間は業種によっても大きく異なります。
企業情報を検証している労務行政研究所が、残業時間に関する調査を業種ごとに行っています。
残業時間が多かった主なところでは、
- 建設関連:28.7時間
- 倉庫・運輸関連:27.7時間
- マスコミ関連:27.4時間
- サービス業:21.4時間
という平均残業時間になっています。
こういった基準を確認し、自分の業種はどれぐらい残業時間があるのか比較してみるのも良いでしょう。
休日数も業種によって大きく異なります。
自動車・輸送機器メーカーなら平均で年間135日以上の休日がありますし、逆にホテルや旅館業務は平均で年間108日しかありません。(DODA調べ)
そういった業種の特性も理解しておきましょう。
セクハラ・パワハラがある
これもなかなか自分1人の問題ではないので解決が難しく、環境を変えるしかないでしょう。
セクハラやパワハラはもし逆らってしまうと、待遇面がさらに悪くなったり、不適切な処罰を受けてしまうなど、自分にとってさらに悪い環境になってしまうことがあります。
最初の相談先としては、人事の通報窓口。
そこで対応してもらえないなら、社外の労働監督署などに相談に行きましょう。
ただ、こういったところに相談しても必ず対応してくれるとは限らず、しかも裁判ざたになって長期化してしまうこともあり得ます。
あまり大ごとにしたくないのなら早急に退職し、違う仕事先を見つけたほうが無難です。
ただセクハラやパワハラの基準は曖昧な部分もあるので、自分がされたことをまずは相談し、それは常識範囲なのかどうか分析することも大切です。
まとめ
以上、仕事が辞めたくなる要因と解決策について紹介しました。
判断基準として、「その会社では改善が難しいことなのかどうか」をまず分析すること、そして、「同業他社で同じようなことがあり得るのか」も分析しましょう。
転職すれば全てが解決されるというわけではありません。
新たな仕事先でも同様のことが起こりえます。
その部分をしっかりと見極めることが大切です。
特に転職回数が多くなってくると、段々と転職者に対して懐疑的な見方をされる可能性が高まります。
新たな仕事先の面接でも、「この人は何かしら言い訳をして仕事を辞めてきたんだな」と見透かされてしまいますので注意しましょう。
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