なぜ結婚する?結婚をする理由を紹介

まだ結婚のチャンスが巡ってきていない人は、「結婚する理由」を一度は考えたことがあるのではないしょうか。

大人になれば、誰もが皆、当たり前のことのように結婚を意識し始めます。その結婚する理由を、結婚したいと思う理由を、自分たちは理解していないことも多いですよね。

人は目的や動機がはっきりしていなくては、物事に一生懸命になることはできません。それは婚活も同じです。

ぜひ結婚する理由を明らかにして、婚活へのモチベーションアップにつなげていってください。

結婚に利点はあるのか

厚生労働省の関連機関である「国立社会保障・人口問題研究所」が実施した「第14回出生動向基本調査」には、結婚に対する利点の調査記録があります。

結婚に対して利点を感じているかという調査に対して、男性は62.4%の割合、女性は75.1%の割合で利点を感じていると答えています。

男性は実は1980年代と比べると割合は若干減少傾向にあるようですが、6割~7割の男女が結婚に利点を感じていることがここからは分かりますね。

結婚の利点とは何か

では、男性と女性、それぞれ具体的に結婚のどんな点に利点を感じているのか、同じく調査結果を見てみましょう。

男性は以下の9項目を、上から順の割合で利点として選ぶ人が多かったようです。

  • 子どもや家族を持てる(6%)
  • 精神的安らぎの場が得られる(3%)
  • 親や周囲の期待に応えられる(6%)
  • 愛情を感じている人と暮らせる(7%)
  • 社会的な信用や対等な関係が得られる(8%)
  • 親から独立できる(3%)
  • 経済的余裕が持てる(1%)
  • 生活上便利になる(0%)
  • 性的な充足が得られる(6%)

これに対して女性は少し結果が違い、以下のような内容となっています。

  • 子どもや家族を持てる(7%)
  • 精神的安らぎの場が得られる(7%)
  • 親や周囲の期待に応えられる(1%)
  • 愛情を感じている人と暮らせる(6%)
  • 経済的余裕が持てる(1%)
  • 親から独立できる(3%)
  • 社会的な信用や対等な関係が得られる(1%)
  • 生活上便利になる(2%)
  • 性的な充足が得られる(3%)

この結果から見ても分かるように、結婚に求めるものや結婚に対する考え方は、男性と女性で若干変わってくるということです。

【参考】第14回出生動向基本調査

結婚する理由にはどんなものがあるか

人が結婚を求める理由は、ある程度の傾向が見られるものの、上の調査結果を見ても分かるようにそれぞれ違います。

大事なのは自分の結婚理由を明らかにして、婚活のモチベーションにつなげていくこと、そしてその理由を分かり合えるパートナーを見つけられることです。

では実際に、どんな理由で皆は結婚したいと思うのか、上の調査結果を踏まえながら見ていきたいと思います。

家庭や子どもを持つことのへの憧れ

やはり一番多いのは、家庭や子どもを持つことに対する憧れの心理でしょう。

自分たちの子どもを作ること、ドラマで見たような温かい家庭を作ること、このことに昔から憧れを抱いてきている人は多いのではないでしょうか。

特に女性は出産をするという性質上、「自分の子どもに会いたい」「子育てをしたい」といった願望が男性よりも強く表れる傾向があります。これはもはや本能的な心理や欲求の一つで、母性ともいえるものでしょう。

友達の結婚に触れ、より憧れを強める人も多いです。「こんな幸せな家庭を私も築きたい」「こんなかわいい赤ちゃんを私も産みたい」といった感情が芽生え、一気に結婚願望が増す人はたくさんいます。

その心理は男性も同じです。男性にももちろん家庭や子どもに憧れを持つ人は多くいます。これまでは結婚に対して意識が薄かったのに、友達や親戚の子どもに触れたことで急に「結婚したいかも…」と感じ始める男性も多いです。

家庭という自分の居場所を得たい

家庭の温かみや子どものかわいらしさというよりは、家庭という絶対的な自分の居場所に憧れを持つ人も多いです。

結婚して家庭を持てば、自分をいつでも受け入れてくれる大事な居場所ができます。それは「寂しさ」や「孤独感」といった不安から自分を救ってくれることでしょう。

人が友達を作ったり恋愛したりするのは、自分の理解者を求めるからです。理解者がいる場所、それはつまり自分にとって安心を得られる「居場所」となります。

寂しい思いをしたくない、孤独になりたくないといった理由から、結婚を求める人も実はたくさんいます。

親や周囲の人を安心させたい

自分の一生を決める結婚ですが、実は自分の意思よりも親や周囲の人の意思を考えて、結婚を考え始める男女も多いです。

年齢を重ねれば、やはり周りの人から結婚に対してプッシュされることも多くなります。

実家に帰るたびに「結婚はまだ?」「孫の顔が見たい」と言われたり、もしくは跡取りを作るために早いうちに結婚することを迫られたり……。

また、親自身はそこまで結婚に対してうるさくなかったとしても、自分の方で「結婚しないと親孝行できない」と感じている人も多いのではないでしょうか。

自分自身はあまり結婚に対して積極的ではないけれど、親や周囲の人を安心させたいという理由から結婚するという人も少なくないのです。このあたりから、「恋愛と結婚は違う」といわれる理由がよく分かってきますね。

好きな人や恋人とずっと一緒にいたい

「恋愛と結婚は違う」という話にも先ほど触れましたが、恋愛の延長として結婚する人ももちろんたくさんいます。好きな人や恋人とずっと一緒にいたいという理由で、その時付き合っていた人と結婚するパターンは、恋愛結婚が増えてきた現代ではかなり多いものです。

大切な人とずっと一緒にいたいと思うことは、人として当たり前に抱く心理です。性格が似ていて自然と話も合い、相性の良さを感じられるなら、結婚についてもポジティブに考えられるでしょう。

結婚相手を選ぶのには慎重になった方が良いとはよく言われるものですが、長く付き合ってきた恋人と相性の良い関係を築けているのなら、そのままゴールインできるのが一番ですよね。

経済的に安心したい

結婚とお金の話は、切っても切り離せない大事なことです。結婚するということは、財産を共有していくこと。自分以外の人と財産を共有することは、自由度が減るといったデメリットがある反面、何かあったときに安心度が高まるといった大きなメリットがあります。この点に利点を見出す人は、特に女性は多いのではないでしょうか。

例えば低収入で将来が不安……といった思いを抱いていたとしても、自分よりも高収入な人と結婚すれば、経済的な安心度はかなり変わってきますよね。

もちろん、お金がすべての理由で結婚するわけではありませんが、経済的な安心は精神的な安心にもつながります。ある程度の幸せを得るためには、経済的な安心を得られることは重要なことなのです。

男女平等の社会とはいえ、やはり女性の方が平均的に収入は低くなりやすいのが特徴です。だからこそ女性の方が経済的な不安を抱きやすいのは確かで、上の調査結果にも、女性の方が経済的な安心を求めて結婚を考えている傾向が見られます。

結婚していた方が信用度が高まる

結婚していた方が、社会的な信用は高まりやすいのも確かです。自分の社会的な信用を高めたいといった理由から結婚を求める人はたくさんいます。

実際、家庭がある人の方が経済的に安定している、怪しい身元ではないといった根拠が強まります。

この信用度の高さは、ローンを組むとき、保険に入るときなど、あらゆる場面で少しずつ影響してくるでしょう。独身の方が不便というわけではありませんが、社会の傾向として、信用度は家庭がある人の方が上になることが多いです。

本当は独身がいいが老後の不安がある

最近は高齢化の影響から、年金や介護、孤独死など、老後の問題が大きく取り沙汰される世の中です。まだまだ先のこととはいえ、老後が不安でたまらないと思っている人は結構多いのではないでしょうか。

そのため、年金生活に不安がある、孤独死したくないといった理由から、結婚を選ぼうとする男女も近年は増えているようです。本当は独身がいいけれど、老後の不安はどうしてもぬぐえないので妥協的に結婚する…といった選択をする人もいます。

ただ、老後が不安だから結婚するといったどこかマイナスな理由で結婚を選ぶと、なんだかんだ結婚を失敗してしまいやすいのも事実です。

仕方なく結婚するのではなく結婚したいから結婚するという前向きさを持てるように、結婚の理由を他に見いだせるのがやはり理想的ですね。

別れた元カレ・元カノを見返したい

中には結婚の理由として、別れた恋人を見返したいといったことを挙げる人もいます。

ひどい振られ方をしたからこそ、素敵な人を見つけて絶対に幸せになってやるといった気持ちが強い人ですね。結婚の理由は人それぞれとは言いますが、実はこのような「見返したい心理」を内に秘めている人も中にはいるということです。

ただ、元カレや元カノを見返したいという思いはありつつも、結局のところ結婚したい理由は突き詰めてみれば「寂しいから」「経済的に安心したいから」といったことであることも多いです。

自分を理解してくれる人と一緒にいて精神的に安心したい、温かい家庭を持って幸せを得たいという感覚は、人が持つ本能的な気持ちです。どんな理由で結婚したいと思っているにせよ、根底にあるのはやはり「安心したい」「幸せになりたい」といった気持ちなのでしょう。

まとめ

人が結婚を求める理由は、家庭や子どもへの憧れ、経済的な安心、好きな人と一緒に幸せになりたいといった思いなどさまざまです。

ただ、先程もお伝えしたように、

  • 安心したい
  • 理解されたい
  • 幸せで満たされたい

といった思いが根底にあるのは確かでしょう。結婚相手を選ぶなら、一緒にいてお互いに精神的な安心が得られる人であることが、やはり一番ですよね。

そして自分は具体的にどんな理由で結婚したいのか理由を明らかにすれば、婚活のモチベーションアップにもなりますし、選ぶべき相手の条件なども見えてくることでしょう。

結婚相手を探すなら、恋活・婚活マッチングサービス「Mr&Miss」をぜひ利用してみてください。このサービスは男女ともに厳選な写真審査があり、男性は上場企業・医師・経営者・弁護士・会計士・税理士・公務員など、女性は20代の容姿端麗な方のみが利用できるマッチングサービスですので、きっと一緒にいて安心できるような素敵な人と出会えることでしょう。

容姿端麗な20代中心女性と出会いたい方へ

かわいい女性・美人な女性・綺麗な女性と出会いたい方は【Mr&Miss】がオススメ!
写真審査を通過した方か、婚活パーティー【PREMIUM STATUS】にてスタッフが実際にお会いして魅力的であると推薦した女性(客室乗務員・看護師・モデル・受付・秘書等)限定の審査制マッチングアプリです。

×BannerBanner
PAGE TOP